資格を取得することは進学にも就職にも大きな武器となります。進学では一定の資格を取得することで受験資格としている大学もあり、就職では学習の到達度や実務スキルの証明として認められています。商業高校では夢の実現に向けて、数多くの資格、そして高度な資格が取得できるように学習内容が構成されています。
主催団体 | 名 称 | 内 容 |
全国商業高等学校協会 (全商) |
簿記検定 会計実務検定 |
企業の会計帳簿や決算書の作成および会計理論 |
情報処理検定(ビジネス情報・プログラミング) | 表計算ソフトの活用やコンピュータを動かすためのプログラムの作成 | |
ビジネス文書実務検定 |
コンピュータを使用した文書作成 | |
商業経済検定 | 流通やマーケティング、関連法規など経済全般の基礎知識 | |
珠算・電卓検定(そろばん・電卓) | そろばんや電卓を使用したビジネス計算 | |
英語検定 |
ビジネスで使用する英語などを含んだ英語力全般 |
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ビジネスコミュニケーション検定 | マナーやコミュニケーションに関する基礎的な知識・技能を、しっかりと身につけることを目的 | |
日本商工会議所(日商) | 簿記検定 | 知名度が高く、税理士や会計士を目指す人には必須 |
販売士検定 | 販売のスペシャリストとなるための知識 | |
経済産業省 (国家試験) |
ITパスポート試験 | 情報システムを活用するための必須の知識 |
基本情報技術者試験 | 情報システムを開発する人のための基本的な知識 | |
応用情報技術者試 | 基本情報技術者試験の上級 | |
実務技能検定協会 | 秘書技能検定 | 秘書として知っておきたい知識やビジネスマナー |
注)学校および学科によって受験の可能性は異なります。
全国商業高等学校協会(全商)では上記検定試験のうち9種目を対象に、そのうち3種目以上において1級合格を果たした生徒に対し、高校卒業時にその努力をたたえ表彰しています。佐賀県内の高校では、平成29年度に290名(前年度317名)が全商検定3種目以上1級合格を果たしています。
(H29年度実績)
9種目1級合格者 1名
8種目1級合格者 1名
7種目1級合格者 5名
6種目1級合格者 16名
5種目1級合格者 37名
4種目1級合格者 81名
3種目1級合格者149名
一般的に知名度があり、難易度が高いとされる日本商工会議所主催(日商)簿記検定や経済産業省主催の情報に関する国家試験などにも、佐賀県内の商業高校生はチャレンジし、合格を果たしています。各学校での徹底した学習指導はもとより、商業部会でも講師を招いての講習会を開催するなど資格取得へ向けてのサポートをしています。高度資格取得は進学や就職に有利にはたらくとともに、将来の自分のキャリア形成・夢の実現への糧となります。
(H29年度実績)
日本商工会議所主催簿記検定1級 1名合格
日本商工会議所主催簿記検定2級 160名合格(前年度92名)
経済産業省主催応用情報技術者試験 3名合格
経済産業省主催基本情報技術者試験 6名合格(前年度11名)
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